2006年06月25日

イビツァ・オシム 日本代表監督就任(か?)

日本ではうっかり(?)口を滑らせてしまった川渕キャプテン(=日本サッカー協会会長)のコメントから、既にボスニア出身で現・ジェフ千葉監督のイビツァ・オシム氏(※メディアでは「イビチャ」が定着しているようですが 「イビツァ」が本当の発音)が次期日本代表監督就任確定とのニュースが一気に広まってますね。
ここ最近はクロアチアのTV局・HRT2のW杯ゲストコメンテーターとして姿を見かけていましたが、日本サッカー協会との話し合いはクロアチアもしくはTV出演の合間を縫ってドイツで行われていたのでしょうか?

数日前からオシム氏が日本代表監督の有力候補に挙がっているというニュースは入って来てましたから、「ああ、とうとう決まったのか〜」というのが第一報に対する感想でしたが、同氏の出身国でもあるここボスニアのニュースでも取り上げらるかと思ってBHT1(ボスニアTV1チャンネル)の19時のニュース開始と同時にTVの前に陣取ったのですが、スポーツニュースは全くこの件に関する情報なし。同TV曲のサイト版の方ではボン発FENA/AFPの報道としてオシム氏が日本の次期監督に最も近い存在として日本サッカー協会側と話し合いを持っている人物であり、この最終決定は7月初旬になる、と伝えられています。
また、ボスニアスポーツ関連のサイトでもオシム氏と日本サッカー協会側との話し合いが持たれていること、また、川渕キャプテンの談話として、早くオシム氏と契約を結びたいと思っており、同氏が日本代表次期監督に就任するチャンスは現時点で80%でW杯が終了する7月9日までにははっきりさせる、と紹介されています。

日本では既にオシム監督で決まり!という論調ですが、私が検索した範囲では今日(24日)時点のボスニアのメディアはまだ確信を得ていないという取り上げ方です。きっとオシム体制発足が確定されるのも時間に問題なのでしょうが、オシム氏本人のコメントも是非聞いてみたいところです。

2006年06月18日

隣の国より遠くの母国☆

W杯の生き残りをかけた戦い、日本vsクロアチア戦は今夜キックオフですね。
国境に近い我が家からクロアチアまでは、サヴァ川を挟んで直線距離で10km足らず。必勝を願うクロアチア人の熱気が川を越えて伝わってきそうです。

とはいえ、私が応援するのは10km先の隣の国、ではなくその1000倍離れた遠くの母国です。先のオーストラリア戦では夫が家のどこからか日本国旗を見つけてきて、それを息子が気まぐれで振り回していましたが、試合後も所構わず振り回して危険なのでどこかに隠したきりどこに仕舞いこんだのやら・・(汗)

今日は日本戦を前にTVも朝からこの話題で持ちきりでしょうね〜。
今朝発行の日刊紙「Jutarni List」ではペインティング用の白と赤のペンシルが付録についてくるそうですが、これは日本の日の丸にも使えるかも・・(いや、それはやめた方が・・>汗)

W杯といえば、W杯開始直前からTVCMはサッカーにちなんだものが大半なんですが、クロアチアのビールKarlovacko PivoのCMには日本人サポーターも登場します。Karlovacko Pivoは「Karlovacko Korner」と呼ばれる特設広場を設けていて、クロアチアの試合当日にはスクリーンでの試合観戦に加え野外コンサートも催しているのですが、クロアチアと対戦するブラジル、オーストラリア、そして日本のサポーターがそのCMに借り出されているのです。

コマーシャルはブラジルとオーストラリアのサポーターがそれぞれお国訛りが強いアクセントでクロアチアの歌(サポーターソングなのか?)を歌った後「
Mogu li sad dobiti karlovacko Pivo?(これでカルロバチュコ・ビールもらえる?)」といってビールを受け取るといった内容。ブラジル・サポ編とオーストラリア・サポ編と来て日本サポ編か?と期待してたら、全くオンエアされる様子がなく、「何だ対日本戦の時はコンサートも試合観戦もないのか?!」と思っていたら、既にCMデビューした2人と共に日本人サポ、日の丸ハチマキに日本代表ユニフォーム姿でようやく登場しました。肝心のCMではバーのカウンターに座って3人応援に盛り上がってます。応援って、それぞれの母国のではなく、クロアチアの、ですよ(汗)挙句「Mi Hrvati!(俺たちゃクロアチア人だ!)」コールで締めです。まあ、このCMのキャッチコピーが「Svi smo mi Hrvati(俺達皆クロアチア人)」ですから、国籍・肌の色、そしてW杯でのグループが一緒でも関係なく皆でクロアチアを応援しようという事なのでしょう。まあ、日本戦の時にはクロアチアに反旗を翻さざるをえないですけどね(^^;)
それはそうとどうして日本人の彼だけクロアチアの歌を歌うソロバージョンのCMがないのかと不思議でしたが、Karlovacko Kornerのサイトに行ったらちゃんと彼のクロアチアソング・バージョンも画像が観れるようになってました。贔屓目ではなく他の2人よりも上手く歌っているのにどうしてオンエアされないんでしょう?ちなみに日本人サポが胸に手を当てて絶唱しているのはクロアチア国歌ですが・・

このCM、余り頻繁にオンエアされている為、ついには我が家の息子までCMの3人に合わせて「ババンババンバン(←カウンターを叩く音)ヴォリーモ フルヴァツク〜(クロアチア 愛してるぜ〜)」やら「ミ フルヴァティ(俺たちゃクロアチア人だ)!ババンババンバン)」とつぶやき始める始末。ダンナも私も思わず笑っちゃいましたが、君はクロアチア人ではないのだよ〜(^^;)今日は日本の応援だよ〜!!

W杯中継のCM枠を殆ど買い占めている感さえあるKarlovacko Pivo。同じビール会社で本来代表の公式スポンサーでもあるOzujsko PivoのCMは申し訳程度に放映されています。代表スポンサーって優先的にCMもオンエアしてもらえるものなのかと思ってましたが、そうではないんですね。私個人的はOzujskoのニコ・クラニチャ−ルが起用されているCMの方が好きなんですけど・・

とにかく、両者とも勝たない事には明日はない仁義無き戦い。熱い試合を期待しています。

<追記>
先日のブラジルvsクロアチア戦終了後からボスニア南西部のモスタールではクロアチア人とボシュニャ-ク人(イスラム教徒)の間で衝突が起きています。昨日もクロアチアのユニフォームを着用して歩いていたクロアチア系オーストラリア人が殴られたというニュースが入ってますし、もしこのブログを読まれている方でW杯期間中にモスタル方面(もしくはボスニアの民族間の緊張が強い地域)に行かれる方はこうした衝突に巻き込まれないようお気をつけください。

2006年06月12日

あなたのサッカー熱は今何度ですか?〜W杯開幕〜

開幕してから既に4日目を迎えたW杯ですが、眠い目をこすって観戦されている方も多いのでしょうか?

我が家で受信可能(地上波で)なボスニアのBHT1、そしてクロアチアのHRT2でも全試合リアルタイムで放送予定だそうです。
今のところ所々しかみていないカードも含めると全試合何らかの形では観戦していますが、コスタリカ、エクアドル、トリニダード・トバコといった我が家のダンナ曰く「アウトサイダー」の健闘が嬉しいですね〜。
アウトサイダーの活躍に感動している間に、セルビア・モンテネグロは宿敵・オランダ戦でコケてしまいました(涙)選手を入れ替えての後半は動きも良かったのですけどね〜。

今日からは、正確にはあと1時間足らずで日本対オーストラリアがキックオフです。
BHT1とHRT2、どちらで見ようか迷いますが、HRTの解説者が次の対戦相手である日本に対しどのようなコメントをするのか気になるので多分HRT2にスイッチをあわせる事になると思います。

derbiciro.jpg

「Fグループの対戦が始まるのが待ちきれないのだo(^0^)o」

98年フランス大会では監督としてクロアチアを3位に導いた「チーロ」ブラジェビッチ氏。(画像はHRT「Derbi」放送時より。尚画像下に付いているコメントは私が勝手に付けたもので、本人の発言とは全く関係がありません)


2006年04月06日

Sramota(恥)!

昨夜の7時台のニュースでサッカーのサポーターによりサラエボのトランバイ(路面電車)が破壊されたという一報が画像付きで短く紹介されました。
この日はサッカーのサラエボ・ダービー、サラエボvsジェレズニチャ-ルが行われたのですが、この仕業は両サポーターによるもの。その後、10時台のニュースでもサッカー・ニュースでは全く取り上げられなかったので、複数のニュースで取り上げる程注目すべきコンテンツでもないのかと思いきや、ダンナが今朝仕入れてきた日刊紙(Nezavisne Novine)によると

公共交通機関として市内を走るトローリーバス(電動バス)15台、並びにトランバイ7台がガラスやイスなどに損害を受けたとの事 煤i-o-)

サラエボと聞いて、JAPANバス(日本のODAにより寄贈された公共バス)の安否が気になりましたが、幸いというべきなのか、バスは被害の対象にならなかったようです。22台の被害が出た事がサラエボ市民の足に交通事情にどれだけの影響を及ぼすのかは分りませんが、ダービーを生で観戦したいと願うサッカーファンの足が更にスタジアムから遠のく事でしょう。試合よりその周囲で起こる悪行ばかりが目立ってしまうリーグよりは、ライブの興奮は味わえなくてもレベルの高い他国のリーグを観戦してた方がよっぽど満足感が得られるもの。

ドイツでの対日本戦でサッカー関連の某機関を非難する横断幕出してたボスニアサポの兄さん達、その言葉は同朋のならず者にも向けた方がいいんじゃないの?

2006年03月07日

見直していくこと

2002年から毎年サッカー用品の寄付等サッカーを通じて援助活動を行っている「クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナを考える会(サッカーJ1セレッソ大阪サポーターの有志の方が運営している会)」のメンバーの方々が2月末に同地を訪れ、私もその際のお手伝いをさせて頂きました。これまでのボスニアでの活動では日本語通訳をつけずにやって来られたようなのですが、今回は援助の内容が現地のニーズにあっているのか、その見直しをする為サラエボで団体のサポートに携わっている方々ときちんと話をしたいとの意向で、私に通訳のお声が掛かったというわけです。
上記でも会名の部分にリンクを張りましたが、同会の活動に更に興味をもたれた方はhttp://realosaka.net/croatia/ へどうぞ

当日はサラエボのバスターミナルで同会の現地サポートを引き受けてくださっているセルモさん(セレッソ大阪でプレイしていたトゥルコビッチのお父様)と合流し、今回サラエボ入りしたメンバーの方々を宿泊先でピックアップしてボールの寄贈先の1つである知的障害児(者)団体や学校施設を訪問。途中サラエボ郊外にあるセルモさんの別荘を訪問したり、といつもの仕事とは違って和やかな感じで時間が過ぎていきました。

しかし、穏やかな内に仕事を終了するわけにいかず、今回の本題へ。セルモさん側にも会に対する要望があったし、会のメンバーの方も援助をより効果 的なものにするには方法を変えたほうがよいという思いがあり、この場で挙がった提案に対し両者の考えも一致。改善策にまつわる幾つかの問題をどうクリアしていくのか、そのあたりはまた当事者同士で話を詰めていく事になると思いますが、私も一応役目を果たせてホッと一息です。

私自身学生時代にボランティア活動に関わっていたり、他の活動を見ていて思った事ですが、趣旨や活動内容は評価できるものでも、長年同じ事をしていると馴れ合いが生じたり、本来の活動の目的から軌道が外れてくる事も多々あるし(本来の趣旨がおざなりになって単なる交流の場になっていたり、といった事・・)、ともすると現地のニーズに合っていない援助が続いたりという事にもなります。援助が最大に生かされる為にも、まだ現地の援助のニーズがあるのか、あるならば同様の援助でいいのか、それとも援助の形を相手側の現状に合わせて変えていく必要があるのか等、どんなに上手く行っている活動でも、見直しを行うことで自らの軌道を確認するという事が、現地で本当に求められている活動を行う上で不可欠だと思います。

今回ご一緒させて頂いた「クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナを考える会」の枡田さん、赤松さん、今回は日本とボスニアの交流に関わる機会を頂き本当にありがとうございました☆セルモさんもおっしゃってましたが、今度は是非気候がよい時の御来訪お待ちしております。

2006年03月02日

今後の期待と不安と・・&自分にとっての「代表」

昨日行われたサッカーの日本対ボスニア(以下BiH)の一戦、御覧になられた方も多いかと思います。ボスニア時間では真っ昼間の試合開始、しかも平日の親善試合とあって一体TV中継があるのか気を揉んでいたところ、BHTV1(ボスニア・ヘルツェゴビナTV1チャンネル)でライブ放送、しかも夜にも短縮版でありながら再放送が予定されているとの事で、BHTV1もなかなかいい仕事をするじゃないですか。
そして日本の友人達からも「今晩の試合観るよ〜(^0^)/~」というメールが次々と届きました。Mic'oが住んでる国だから、という事で注目してもらえると、「私も日本におけるBiHの知名度Upに針の穴くらいは貢献しているのだな〜」とBiHにおける苦労も一度に吹っ飛びますね(吹き飛ぶ程の苦労してんのか?って感じですが・・)

結果の方は皆さんご存知の通り、日本がロスタイムに中田の同点弾で引き分けに持ち込み2−2の引き分けで終了しましたが、負けなかったとはいえ、BiHは2点とも終了直前(先制点を決められたのも前半終了間際)で、最後の最後に集中力が切れてしまうところに不安を感じました。確か先のW杯予選でも、先制はしたものの・・という試合が多かったですしね。

ところで会場となったヴェストファーレンスタジアムにはドュッセルドルフ日本人学校の生徒さん達をはじめ現地在住の日本人の方々が沢山見受けられましたが、ボスニア・サポーターも負けじとドイツ国内をはじめ近隣諸国、そして遠くはアメリカ・シカゴ(ここも旧ユーゴ移民が多い)から駆けつけ、日本サポーターとはまた違った盛り上がりを見せていました。試合中何度かメールでやりとりしたGちゃんからも(Gちゃん>突然登場させてゴメンッ。でも情報アリガトね☆)何でスタジアムで花火やってるのか疑問の声が寄せられました。TVの解説者によると前半25分位に警備にあたっていたドイツ警察がボスニアサポーターに対し何か行動に出たらしい、とのことでしたが、その後解説者からは何の説明もありませんでしたし、新聞もスタジアムに集結したサポーターに対して好意的な論調でしたので、特に大きな問題を起こしたのではないと願っていますが、とりあえず花火はやめなさい、花火は。

とはいえ、BiH内でも同国代表には殆ど愛着のないここスルプスカ共和国(セルビア系住民が多数を占める地域)の住人約100万人より、スタジアムで声援を送った数千人のサポーターの方が何倍も熱かった事は確かです(苦笑)コラムを連載していた某サッカー雑誌ではしつこく紹介させてもらったけど、セルビア系住民にとってはPlavi(セルビア・モンテネグロ代表)、一方南部に多いクロアチア系住民にとってはVatreni(クロアチア代表)が「自分達の代表」という意識はまだまだ根強いしですしね。

かくいう私も「今回は日本とBiH、どちらを応援するの?」という質問を頂きましたけど、BiHサッカーに関するコラムを2年程執筆している間に同代表に対して愛着が湧いてきたものの、やっぱり「自分にとっての代表」は日本だろうという事を再確認しました。正直言えば途中まで一方のチャンス(ピンチ)に対して「行けー!!!」という気持ちと「危ないー!!!」という気持ちが混在してたけど、やっぱり最後は日本の劇的な同点ゴールに息子と万歳三唱してましたから。どんなにBiHに長く住んで「帰る場所」と思えるようになっても、決して「祖国」にはならない、そういう事だと思います。


このヴェストファーレンでの一戦に関しては、先週末お仕事でご一緒させて頂いた「クロアチア、ボスニアを考える会」のメンバー、りょうさんのブログで観戦記が紹介されています。
(りょうさん>先日の活動の件に関しては後日改めてUpしますね☆)

2006年02月23日

日本vsボスニア戦 メンバー発表!

2月28日に行われるボスニア・ヘルツェゴビナVS日本戦(ドイツ ドルトムンド)のメンバーが
昨日発表されました。
golmani (GK)

ケナン ハサギッチ (Gaziantepsor)
アルミル トリャ(Batery Sabat Tehran),

odbrana(DF)

エミル スパヒッチ (Lokomotiv Moskva)
ジェマル ベルベロビッチ(Litex Lovech)
ニノスラブ ミレンコビッチ(Germinal)
べディン ムシッチ (Torino)
サーシャ パパツ (Austria)
ベリミール ヴィディッチ (Zrinjski)

vezni red(MF)

ブラダン グルイッチ  (Litex Lovech)
ズラタン バイラモビッチ (Shalke 04)
セルゲイ ヤキロビッチ (CSKA Sofia)
ミルコ フルゴビッチ (Hajduk)
アドミル ブラダビッチ (Zeljeznicar)
ミルサド べシュリヤ (Hearts)
セルゲイ バルバレス (Hamburger SV)

napad(FW)
ズヴェズダン ミシモビッチ (Bochum)
ムラデン バルトロビッチ (Zagreb)
ズラタン ムスリモビッチ (Mesina)
エディン ぺフリッチ (Kaunas)
セニアド イブリチッチ (Zagreb).

※ムスリモビッチ、ブラダビッチ、ぺフリッチ、イブリチッチは同A代表初選出

残念ながら日本でもお馴染みのサリハミジッチやボリッチはケガ等の為招集されませんでした。
代表の一行は日曜サラエボ発15:00→リュブリャーナ→フランクフルト→ドルトムント(フランクフルトからはバス移動)21:00着.国外組は直接クラブから合流します。
試合は現地時間の13時半開始だそうですので、ボスニアで生中継があるかは疑問ですが
中継でもいいから放送してほしいものです。
(NHK国際放送のニュースだと映像の権利の関係で試合中継の映像が見れないので・・>泣)

2005年10月10日

Dan D & それぞれの世界の中心

※10日にこの記事を読んでくださった方へ
記事Up後にボスニアのW杯予選突破の可能性について勘違いしていた点があり、サッカーに関する記述を大幅に訂正しています。大変失礼致しました。m(__)m


「Dan D」とは英語でいうところのD-day、つまり第二次世界大戦において英米連合軍がノルマンディに上陸しヨーロッパ大陸進撃開始した日(及び軍事用語で作戦行動[攻撃]開始予定日)の事です。実は私、歴史は元担任の歴史の先生に「いや、お前は世界史苦手だったのに、またとんでもなく複雑な歴史の地域の嫁にいったもんだ(笑)」と言わしめたほど歴史は苦手科目だった為ネットで確認してしまいました。一応名誉?のため申し上げておくと、勿論ノルマンディー上陸作戦が教科書に出てきたのは覚えてますよ。ただ、DAN Dがどうこの出来事と関わっているのかに確信が持てなかったという事なのです。(何故こんなに言い訳してるのだろう>汗)

このDan Dという表現、サッカーの試合などでは決戦の日という意味合い等でマスコミに使われる事があります。現在行われているサッカーのW杯予選では、12日に行われる予選最終節がまさにDan D。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表(以下BiH)が入っているグループ7も現在首位のセルビア・モンテネグロから3位のボスニアの間の勝ち点差が僅か3。しかも、最終節は首位セルビア・モンテネグロとボスニアの本選行きを賭けたサバイバル対決&それ以前にこの組み合わせからしてハイリスクの闘い、という事で究極のDan Dとなってしまいました。しかし、BiHは昨日のサンマリノ戦でベテランのボリッチがハットトリックで勝利(3−0)を収めたものの、グループ2位のスペインが2−0でベルギーに完勝してしまった為、次節でスペインがマルタに負ける可能性が非常に低い事を考えると、仮にBiHがセルビア・モンテネグロに勝利したとしてもグループ1位通過の可能性は限りなく厳しいものになってしまいました。(仮に次節でスペインが勝利すると勝ち点20、BiHが勝利しても勝ち点19でスペインに僅か及ばず。ちなみにBiHがセルビア・モンテネグロに敗れた場合にはセルビアの勝ち点22となりスペインを上回ってグループ1位=本選行き決定)

8日のBiH対サンマリノ戦では場内アナウンスで「さあ、水曜日(12日)のDan Dは皆でBiHを応援しましょう」といった事を呼びかけてサポーターの士気を高めていたのがTVから聞こえてきたのですけど、私の周囲の下馬評では引き分けの可能性が濃厚とされています。でもBiHのW杯出場の可能性(プレーオフも含めて)はセルビア・モンテネグロ戦の勝利しか残されてません。
思い起こせば2年前の欧州選手権予選の際も、最終戦(対デンマーク)で勝利を収める事のみが本選出場(もしくはプレーオフ)への条件という、今回と全く同じシナリオでした。それだけに今回は是非勝利を収めて念願の本選への望みを繋ぎたいところです。しかし、その対戦相手であるセルビア・モンテネグロは私にとって旧ユーゴへ関心を持つきっかけをもたらした国でもあるわけで、それぞれの国に違った形の思い入れがある中、応援の胸中かなり複雑なものがあります。

ところで、セルビア・モンテネグロVSBiHが行われるベオグラード在住の友人から現地情報を仕入れようと携帯メールを送ったのですが、彼女から戻って来た答えは「えー、サッカーの試合?何の事??いつあるの?」とのこと。友人がサッカーのみならずスポーツ全般に関心がない事は承知の上だったので、この返答は想定内とはいえ、ちょっと苦笑い。でも、この一戦はスポーツ関連のみならず、ニュース等でも取り上げられているので、試合がある事位は知ってるかな、と思ってたのですけどね。毎日ニュースで取り上げられていたとしても、興味がない分野というのは聞いているようで、直ぐに頭から抜けてしまうものだというのは自分にも経験のある事です。その一方で、以前とは比にならないけど、BiHのW杯出場を意識し始めてからサッカー中心の生活をしていた事に気が付きました。最近BiHの停戦10年でも思う事ですが、自分にとって意味のある事でも、ボスニアの出来事が生活の中心にない人にとっては意識の片隅にもない事だし、先日日本中を沸かせた阪神の優勝も、ブリトニー・スピアーズの出産も、押尾学の事実上引退も、それが自分の世界の中心と関係がなければ、瞬時に記憶の奥底に眠ってしまう、もしくは記憶から抹消されてしまう、他愛もない事なのだったりするのですよね。(ちなみに阪神優勝以外は私の記憶から急速に遠ざかりつつあります) でも、己の世界の中心外にある事でも目をむけるべき現状は沢山あるわけで、時には軌道を外れて他の世界の回りを巡ってみる事も必要なのかな、と思います。

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