2005年11月24日

絆の狭間で

出発2日前になっても何を持っていくべきか悩んでいるMic'oです(笑)
冬は否応なしに厚手の衣服でかさ張ってしまうのですが、コートやジャケットもTPOに合わせて2、3着持っていきたいな〜と思うと(お正月の挨拶周りなどもあるし)、これはもう圧縮袋に活躍してもらうしかありません。
2ヵ月後には荷物が少なくても2倍以上増える事を考えると、行きの荷物はせめてスーツケース1つ分に押さえておかないと・・
最近は荷物の超過分に対してかなり厳しくなってきたと聞きますしね。

ところで、帰省するという事は嬉しい事でもあるけれど、同時にこちらの家族を残していくという事でもあり必ずも手放しで喜べない、という複雑な心境を経験された方も多いのではないかと思います。
結婚を機に今後の人生の大半をボスニアで過ごす決断をしたのは自分で、この地で自分の家族を形成し生活の基盤も築きつつあるけれど、だからといって日本に残してきた様々なものを全て切り捨ててきたわけではないし、ましてやどこで暮らしていても切れる事のないのが絆。2つの土地にある絆も同じように大事だけれど、ボスニアに留まろうと、日本に帰省しようと、どちらかには寂しい思いをさせてしまう。帰省の時期や期間についてはダンナとも円満に話し合った上で決めた事とはいえ、未だに迷いはあるんですよ。

内容は伏せておきますが、帰国を知らせた知人の1人からこんな私の気持ちに追い討ちを掛けるようなメールが届いて、少しだけ、泣きたい気分になりました。


それを送ってきた本人は「ほんの軽口」な気持ちで書いたようで「冗談の通じない強気な性格は昔から変わらない」そうですが、相手のセンシティブな部分を平気で衝いてくる彼女も昔から変わらないのですけどね。(かくいう私もかなり物事をストレートに言う方ではありますけど・・)
私もカチン!と来たところで感情を留めておけばよかったのかもしれないけど、夏に帰省しない旨を伝えるメールを送ったところ、「帰省しないとなるとご両親もがっかりするね〜。海水浴にくらい帰ってくれば?」というコメントが届いた事もあり、「帰省すればダンナは置き去り扱いで、ボスニアに残れば今度はうちの両親が可哀想って、一体私にどうしろちゅーねん!!」という自分でも整理のつかない感情が爆発してしまったようです。そもそもジョークを大目に見れるような信頼関係がある間柄なら怒りも込み上げて来なかったと思いますけど

2つの土地に、2つの家族。この間でどうバランスを取っていくのか、これは今後も大きな悩みの種になる事は間違いないでしょう。でも、ボスニア生活の中では自分が築いている家族の絆を大切に、そして帰省の際には私が生まれてから生活を共にしてきた家族との絆を再確認しつつ、それぞれと過ごす時間を与えられた事に感謝しながら、限られた時間を楽しみたいです☆





posted by Mic'o at 01:44| Comment(7) | TrackBack(0) | intermezzo(つぶやき) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あちらとこちら、引裂かれるようなお気持ちお察しします。特に新年・クリスマスは、恋人イベントと化している日本と違い、家庭で過ごすことが多いですから余計にそんな気持ちになりますね。
私もこれまで仕事の都合でこの時季ベルギー国外で過ごすことが多く、どうやったら寂しい思いをかけないか、前後を何とかスペシャルな時間にしようと心砕いてました。冷蔵庫に入る限りのご馳走を作り、当日渡せるよう前もってプレゼントを隠し。でも、そうして過ぎてから毎年思うのですが、いつも以上に相手を恋しく思い相手の思いやりを感じる、素敵な時間を享有してるのかもしれません。一緒に過ごしてないのに、ちゃんと毎年共通の思い出になってるんですよ。あの時あんな手紙をもらった、何がおいしかった、あのプレゼントは良かったね、って。
どうしたって体は一つ。距離があるだけに家族に限らず全てが二者択一になってしまい、どちらをとってももう一つにも心が残ってしまうものですね。私なんて、どこでもドアがあればなぁ、と現実逃避なことを毎日考えています。家族といえど一期一会、一緒に過ごせる時に一緒にいる相手と良い時間を過ごすことがやっぱり一番だと思います。普段ボスニアで頑張っているMic'oさんやご両親が楽しい時間を過ごしている、という話を聞くことがご主人にとっても一番嬉しいことでしょうからね。私も、楽しみにお待ちしています。道中お気をつけて。
Posted by デベラ at 2005年11月24日 03:30
海外在住者にとって「帰国」はちょっとしたイベントですよね。(笑)うちの旦那もMic'oさんの旦那様同様、私が里帰りする際はいつも気持ちよく送り出してくれます。そんな旦那の気持ちに感謝しながら彼の元で「頑張ろう」と思うし、日本に帰ってリフレッシュして「よし、これからも頑張ろう!」と思うんです。(単純ですか??>笑)旦那様だってMic'oさんが日本でご家族やお友達と有意義な時間を過ごされてるのを見るのがきっと嬉しいんだと思います。私は仕事の都合で長期休暇が取れませんが、短期間でも「帰る場所」がある限りできるだけ帰ろうと思ってます。
お体に気をつけて日本を満喫してきて下さい。いってらっしゃい!!
Posted by ヤパンカ at 2005年11月24日 09:47
>デベラさん

本当にこの身が二つに裂けないのがつらいところですね。でも、肉体は両方一緒にいる事ができなくても、心は相手の側に寄り添っている事ができるんじゃなかな〜と思います。
一緒にいても空虚な時間を過ごしているより、離れていてもお互いを思いやりながら過ごせばより絆が深まっていくのではないかな〜と思います。「♪会えない時間が愛育てるのさ〜」っていうし。(古)

日本での滞在は「モノより思い出」がテーマだけど、その間のダンナとの関係は「距離より思いやり」ってところかな?逆に「おい、いきなり優しくなってどうしたんだ?」とか心配されたり・・なんて(笑)


>ヤパンカさん

いくら海外での生活が長くなっても、日本に行くとエネルギーをもらって帰ってくる気がします。先がみえない海外生活だから、日本への帰国は水泳のターン地点みたいなものかもしれません。
「帰る場所」って実はいつまであるか分らないものですよね。親が健在なうちはいいけど、その後は・・?と考えるとそう気軽に帰国できない気もするし。
フライトのキャンセルで出発も危うくなってきましたが(汗)、無事日本に到着したらひと時ひと時を大事に過ごしていきたいと思います
Posted by Mic'o at 2005年11月24日 16:51
私は割と気楽に、「年に一回の長期帰省、いいなぁ〜」と思っていたのですが・・・。 自分の身にも当てはめて考えると、こちらにだんなさまを残して行くのはやっぱり辛いですよね。

うちのダンナの場合、今の仕事は割と時間の融通が利くものだから、できればこれからもっとバリバリ仕事して、日本に帰省するときはみんな一緒に!くらいがんばりたいです。 (はぁ〜いつになることやら)
Posted by Chiharu at 2005年11月25日 00:54
ダンナはもちろんの事、息子との暫しの別れを惜しんでくれる周囲の人達の姿を見てると何だかここを離れてしまうのが勿体ないな〜と気持ちが湧いてくるのですが、同じように日本にも帰省を喜び離日を惜しんでくれる人達がいるしね。そう考えると「やっぱり帰ろう」と思うのです。

ベビーちゃんのお披露目帰国の際には3人で一緒に行かれるといいかもしれませんね。2才を過ぎて大人の70%前後料金が掛かるようになるとやっぱり一家で帰るのは財政的に大変になってきます。(Chiharuさんの稼ぎっぷりにもよりますが)飛行機代はペイできても、滞在費もバカにならないしね。本当日本にいるとこちらとの通貨価値の違いをまざまざと感じさせられます(涙)
Posted by Mic'o at 2005年11月25日 02:20
あ〜わかるなあーーー。この気持ち・・。
私も毎回、ドイツを出る前日と日本を出る前日は物凄く悲しい気分になり・・こっそり泣いたりします。ドイツの場合は・・夫を残していく事よりも(笑)、息子を友達と離す事がいいことなんだろうか?と悩み・・
日本を出るときはやはり年老いた両親を残してまた1年は戻れないと思いなんともやりきれない気分になります。
日本を出るときのほうが辛いのは”また来年元気な姿で会える”という保障は無いって事です。
息子が”日本の家とドイツの家が階段で繋がっていればいいのにね・・”と良く言います。本当にね・・ドラえもんが居れば良いのに・・。
でも、楽しんできてくださいね。
Posted by 光ちゃんママ at 2005年11月25日 21:41
光ちゃんママさん レスが遅くなってごめんなさいね。1日遅れで無事日本に着きました。(しかもミラノからのフライト3時間遅れだった・・)

そう、子供が大きくなると彼も自分の人間関係が出来てくるし、彼も日本に行くにあたり色々な気持ちを抱えているんだろうな〜と思うと、ちょっと罪悪感を感じたりします。かといって孫が来るのを楽しみにしている両親をがっかりさせたくないし・・親が元気でいれる時間(というか孫と遊ぶ体力がある時間)を考えると、やっぱり親を優先しちゃうかも・・でも、それも結局私のエゴなのかなーと考えたり。

あーあ、私もドラえもんが欲しいな〜。本当
でも、この2ヶ月「やっぱり来てよかった!」と思えるように楽しんできますね☆


Posted by Mic'o at 2005年12月01日 15:06
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。