2005年08月16日

日本と余り縁がない人の日本食セレクション

日本食レストランどころが、日本食材専門に扱っている店など皆無なボスニア。
(サラエボで怪しい鉄火巻だかを出すレストランがあると聞いた事はあるけど、真相の程は不明)
世界的に知名度が上がっている醤油や豆腐も、サラエボ辺りだと扱っている店があるものの、まだまだ一般的には試した事がない人が大半なのではないだろうか。
時々海外在住の人が寿司を初めとする日本食体験談を嬉々として語ってくれる事はあるけどね。

先日、欧州某国在住のダンナのイトコG女が大きな袋を抱えて我が家の門の前に立っていた。
丁度彼女のお姑さんがウチの近所に越して来たばかりなので、きっと新生活に必要な品を持ってきたんだろうな〜と思ってたら、
「これさ〜日本食材か自信がないんだけど、色々買って来てみたんだ〜。
と日本食材@彼女の推定がズッシリ詰まった袋を私に突き出すではないか!煤i-0-)
彼女は忙しいから、といってコーヒーも飲まずに姑の下へ慌しく去っていったのだけど、
袋の中身はというと
japanskahrana.jpg
こーんなものが満載だった!!

japanskahrana3.jpg
ローマ字で「中華そば」。麺の太さは私の好みに見事ジャストミート!

japanskahrana2.jpg
これまでおすそ分けいただいた日本食史(?)上初登場です。ガリですよ ガリ

チョコチョコっと韓国系や東南アジア系の食材も混ざってたのは本当ご愛嬌なんだけど、彼女が日本食を見つけるにあたって基準としたもの、それは
sushi.jpg
この写真の食材に共通するもの、何でしょう?


それは 寿司 スシ SUSHI でございます。
↑の写真ではちょっと分り図らいかもしれないですが、わさび(粉末・チューブ)、寿司用の米、ガリといったラインナップになっております。
でも具にするものがない・・んじゃなくてねパンチ(←自分に鉄拳)
予想外の日本食材以上に嬉しかったのは、
実は彼女、その数日前に車で延々20時間近く掛けて滞在国に戻ったんだけど
諸事情でボスニアにとんぼ返りしてくる事になってしまった。
仕事の引継ぎやら、私の日本食なんて買出してる余裕なんてなかったはずなのにも関わらず、日本食ビギナーにも関わらず一生懸命日本食(らしきもの)をチョイスしてきてくれた事が嬉しいんですよ。もうやだ〜(悲しい顔) 
こういう気配りっていうのは、自分も母国の食べ物に対する郷愁を普段感じてるから私の事もほっとけなかったのかもしれないけど。

以前にも、私が体調を壊した時に「やっぱりおいしい米がないとね!」と次回帰省した際にイタリア米を持ってきてくれたダンナの友人、妊娠中にツワリがひどくてやせ細っていく私に帰省の度にインスタントラーメンを差し入れてくれた知人夫妻(厳重な外出制限はあったものの、塩分制限はなかったので美味しく頂きました)、日本人は「ショウユ」というソースものを使うらしいと言う事で実際には全く違うソースだったんだけど試しに「これは?」と思えるものを買って来てくれた知人・・殆ど日本食どころか私以外に日本との接点は無い人達なんだけど、現地の言葉やメンタリティーと時に格闘しつつも、1人の住民として生活を送ろうとしている日本人の私が少しでも快適にここでの生活を送れるよう、見慣れる食材の前であれこれ物色してくれてる姿を想像すると心からありがたいなーと思うである。だからこそ、日本食でお腹も心も満たしたらまた心機一転ガンバロ〜!!という気分にもなれるんだよね。


でも、ボスニア料理も美味しいんですよ☆

posted by Mic'o at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | BiHココロのメモ帳〔食〕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんなに買ってきてくれるなんて、よほどMic'oさんのこと気にかけているんですね〜。そんな方に囲まれて幸せですね!

現地での生活になんら問題がなくても、時々日本やアジア料理を食べるだけでなにかほっとするときありますよね。

ボスニア料理も食べてみたいです〜!煮込み料理が中心な感じですか?たとえばどんな料理がおすすめですか?
Posted by ばぁちゃん at 2005年08月24日 18:43
>ばぁちゃんさん

コメント有難うございます☆

時々でも私の事を気にかけてくれるんだな〜と思うと、くじけてる時でも力が湧いてきますよね。普段は全然現地食でOKなんだけど、うどんやお味噌汁を口にすると気持ちが和らいだりします。AFSの時は殆どそんな事感じなかったから、やっぱり年なのかな、なんて考えたり(^^;)

ボスニア料理は素材の味を大事にした料理が多いと思います。味付けも余りバリエーションがなくて、塩の他にはべゲッタと呼ばれる野菜コンソメや粉末パプリカ位しか調味料も使わないし。グリル系の料理も多いけど、冬はサルマ(ザワークラフトにおコメと挽肉を撒いて煮込んだロールキャベツ)やインゲン豆の煮込みを始めとした煮込み料理がメインになります。約400年オスマントルコの支配下にあったので、トルコの影響を受けた料理が多いです。

また気軽に遊びにいらしてくださいね♪
Posted by Mic'o at 2005年08月24日 21:14
Mic'oさん、こんにちわ。
こういう心遣いに触れると本当に嬉しいですね。私もこれまで欧州某国(って隠すことないですね。ベルギーです)に住んでいて、ユーゴ出身の彼ともそこで知り合ったのですが、彼の友人たちには本当に助けられました。
暮らし始めた当初、日本の食材を身近に見つけることが困難だったこともあり、郷に入らば郷に従えと和食にあまり縁のない生活を送っていたのですが、彼の友人が仕事でドイツに行った際、わざわざ日本食スーパーを探してたくさんお土産をくれたときには本当に嬉しかったです。ドイツの日本大使館でコックをしていた知人がいるとかで、わざわざ出張にあわせてお弁当を注文しそれを届けてくれたこともあったのですが、そこに入っていた煮魚のおいしかったこと。ベルギーにも日本食レストランはあるし(ただしすごく高い!)、首都のブラッセルまで行けば小さいながらも日本食材店はあるので、日本食そのものより、リレーのバトンのようにお弁当を届けてくれた、その心使いが本当に身にしみました。身びいきかもしれませんが、ユーゴの人達には自分の損得や身内意識のようなものに縛られず、自分が楽しむことや人を喜ばせることに対してのおおらかさ、があるように思えます。
ところで彼はテレビンユという街で生まれたので、いつかボスニアにも遊びに行ってみたいです。地元ならではのお勧めスポットってありますか?
Posted by デベラ at 2005年09月07日 12:30
>デベラさん

日本食はなければなくても過ごせるけれど、調子が悪かったりするとやっぱり和食のやさしい味が恋しくなるし、日本人同士でなくてもこういったちょっとした心遣いをしてもらえると本当にありがたいな〜という気持ちになります。

ところで、ダンナさまはトレビニェ出身なのですね。私が住んでいるのは北部なので南部のトレビニェはなかなか訪ねる機会がないのですが、うちのダンナの大学時代の友人が住んでいたり、トレビニェを舞台にした映画やレオタル・トレビニェというサッカーチーム(最近弱体してますが)の影響でいつかは訪ねてみたいなーと思っています。
それからトレビニェといえばメーデーにタイヤを燃やす習慣があるようなのですが、一体その由来は何なのか、もしダンナ様がご存知でしたら教えていただけると嬉しいです☆
Posted by Mic'o at 2005年09月08日 08:09
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