2005年07月29日

死〜いつかは迎える日〜

昨日の夕方、一週間程前に4度目の脳卒中で倒れ
ここ数日がヤマだろう、と思われていたダンナの叔母が亡くなりました。
今回の脳卒中はこれまでで最も重い症状で
薬剤師をしている彼女の娘も「今回は、もうダメかもしれない・・」と
話していたので、皆心の準備はそれなりにできていたとはいえ
実際に亡くなってみると、その人がどれだけ私達の中に
存在感があったのか、という事に改めて気づかされますね・・

そんな事をシミジミ考えているのは私位で
ダンナを含め親戚の面々は、この猛暑の為今日の午後行われる事になった
葬儀に向けて急ピッチ会場設定やら、親戚(これがまた多い!)への
電話連絡等に追われております。
今朝も朝からダンナは叔母の家がある近郊の村へ向かい
我が家には先程チラっと顔見せに来た位。
なんせその村には商店が無い為、必要なものが出てくるたびに
結局車で20分程かけてデルベンタまで出てこないといけないのです。
ダンナがデルベンタに戻って来たのは、葬儀に必要なものを手に入れる為と
Smrtovnicaと呼ばれる死亡知らせを街の各所に掲示する為でした。
(※相互リンクさせて頂いているAn-chanさんのブログでは「Umrlica」と呼ばれてます。
この詳細は彼女が詳しく解説していますので、そちらをどうぞ)

亡くなるまでの60数年間、休む暇もなく働いて、口数も少なく
人生の楽しい部分を見ないまま、亡くなっちゃったんじゃないかな、
というのはダンナの言葉だけど、
イースター休暇で隣国セルビアから戻って来た
息子と過ごしていた際、いつになく嬉しそうだった顔がとても印象的だった私としては
(いつも控えめ彼女なだけに、余計印象深く残ってる)
楽しい部分はやっぱりあったんじゃないかと思ってる。
でも、彼女が愛した息子も彼女の死に目には間に合わなかった・・・
それでも、自宅で夫や他の子供、孫達に見取られながら息を引き取ったのは
最期の形としてはやっぱり幸せだったんじゃないかな、と。
勿論これは生きている側の勝手な憶測だし、自分が亡くなる時は
どう思うのだろう・・などと、暑さで溶けかかった脳を活性化させながら
色々思いを巡らせてしまいました。
ちなみにこちらではもう手の施しようがない場合、
自宅で過ごさせるケースが多いそうです。

本当は最後のお別れをする為葬儀の前に顔を出そうと思ってたんだけど
足となるダンナが方々に走り回っている上、この暑さで幼い息子を
連れて行くのはやはり難しいので自宅待機になりました。
葬儀後に泊まりに来る彼女の息子一家を迎える為
家の掃除をしながら、彼女の冥福を祈っていようと思います。

<追記>
@当初An-chanさんのブログにトラバさせて頂いたのですが、どうも上手く反映されない
ようですので、記事へのリンクは残し、トラバは外させて頂きました。
An-chanさん、ごめんなさい。

A同じく相互リンクさせて頂いているわはは大空さんのブログには先々月お亡くなりになった
 お父様の供養について記述されてますが、日本にも○回忌だけでなく、色々と細かく
 供養の儀式があるのですね。色々参考にさせていただいたのですが
 中でも「初立の日」は印象に残るよいお話でしたのでこちらの方トラバさせて頂きました。 



この記事へのコメント
死亡のお知らせ掲示、ボスニアとセルビアでは名前が違うんですね。
お葬式前後の一連の流れ、もちろん周りの人の助けは大きいですが、日本では一般的に業者によってサクサクと運ぶようにできてますよね。 母を亡くしたときに初めて体験し、そのシステマチックさに驚くと同時に感心すらしたものです。 遺族として悲しみに浸る余裕もあり、助かる仕組みだと感じます。 セルビアに来てからは、幸いまだ近しい人が亡くなった事がないので、そのあたりはまだよく分かりません。
Posted by Chiharu at 2005年07月31日 21:06
掲示の名前はボスニアとセルビアという違いなのか分りませんが、うちの方ではこう呼ぶ事が多いです。
結婚式はいい加減に行いましたが、お葬式はボスニアに来た途端弔いのセレモニー一連に巻き込まれたので、大体の流れは分ります。当初はババア軍団に仕切られっぱなしでしたが、義父の一周忌ではなんとかこちらのペースに持ち込むことができました(^^)
日本では○回忌といった感じに何年か置きで法要がいとなまれますが、セルビア正教では7日(正確に7日ではなく亡くなって初めての日曜)、半年、一年、と一年目に行事が目白押しのようです。最近日本でボッタクリが取り出さされてる葬儀の業者はありませんが、親戚、ご近所がそれこそ普段あり得ない程(笑)のシステマティック振りを発揮します。まあ、お金で手間が買えない分、そういう手順は頭に叩き込まれてるのでしょうね。どれだけそういったイベントを仕切れるのかといった事も賢い主婦として評価される基準なのかもしれません。
Posted by Mic'o at 2005年07月31日 21:58
↑に追加です。葬儀屋が存在しないという点ですが、遺体を搬送したり棺桶を扱う業者はあります。
Posted by Mic'o at 2005年07月31日 22:00
いろいろ大変ですが・・。
亡くなった方への供養と思ってがんばってこなしてくださいね・・。

人が亡くなるってのは勿論頭の中では分かっていますが、目の当たりにすると物凄く悲しい事ですよね・・。

叔母様が大好きな身内の方と最期をお迎えになられた事。きっとご本人も幸せだったと私も思います。
ご冥福をお祈りいたします。


・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで・・そんなお忙しい時になんですが・・調味料バトンと言うのもが回ってまいりました・・。
お時間が有りましたら・・お願いできないでしょうか?
Posted by 光ちゃんママ at 2005年08月01日 01:15
>光ちゃんママさんへ

ありがとうございます。葬儀の準備自体に私は関わってませんが、色々葬儀&その後に関する習慣が多く、うちのダンナは結構大変そうです。私も葬儀の翌日お悔やみを述べに行きましたけど、まあ、亡くなった人を偲ぶ人が多数な中、身内にも関わらず敬意を欠いた発言をする人がいたり、と色々人間模様も見えてきますものですね。

こういう機会に直面すると、海外に住んでいる事の欠点とか、色々考えちゃうな〜・・・

調味料バトンの方、お答えする事ができずごめんなさい。


Posted by Mic'o at 2005年08月01日 05:29
叔母様のご冥福を心よりお祈りいたします。

誰もがその日を迎えるのは確かなのだけど、出来ればあまりやって来て欲しくない日ですね。後は…供養の「儀式」のある種の煩雑さと、「時」そして、ご本人との「思い出」が残されたものを癒してくれるのでしょうが…。

日本も宗教や家風、土地柄によって異なると思うのですが、供養に関する儀式は一年目にも結構ありますね。父が亡くなって、バタバタという感じで一連の儀式を過ごしてきました。葬儀は業者が取り仕切ることが多いと思いますが、法事に関しては、残されたものが結構頑張らないといけない…と思いました。

こちらも先日の土曜に四十九日の法要、納骨が無事終わりましたよ。時は…確実に流れていますね。いつの間にか紫陽花も見られなくなっています。

ところで、そちらは土葬なのですよね?日本も母の子どもの頃までは土葬だったと聞き、火葬場の光景はわりと最近のものなのだ…とふと思った私です。あと、ボスニアの妙に写実的な墓石が気になっていたのですが、みなさん、そうされるのですか?差し支えなければ、ボスニア葬儀事情またお知らせ下さい…。(知りたいのって私だけ?)
Posted by わはは大空 at 2005年08月01日 15:06
お悔やみの言葉ありがとうございます。

いつかは来る日と思っていても、それが自分の身近に起こる事というのは受け入れ難いですね。私も大好きな祖父の葬儀に間に合わず悔やみましたが、彼が残してくれた沢山の思い出に癒されました。
そういえば、大空さんのお父様が亡くなって、もう49日を迎えたのですね。本当に光陰矢のごとし、ですね。大空さんの話で日本の49日とこちらの40日法要をうっかり忘れていた事に気が付きました。私もまだまだ出来の悪い主婦なのですよ(笑)
私も、実は法要関係って殆ど関わった事がない、というか身近な人の死に立ち会ったことが皆無に近いので(30+α年生きてるにも関わらず!ですよ)、日本の葬儀関連行事にはかなり疎いです。大空さんが以前書かれていた記事に後でトラバしてもよかですか?

墓石、私も写真を取るのは躊躇しちゃいますが、それぞれの宗教で墓石が違ったり、主にキリスト教系(正教、カトリック)では墓石に故人の顔が刻まれてますよね。全く面識がない知人のお墓でも、「あ〜○○さん(故人の身内)に似てるな〜」などと思いながら眺めてます。
Posted by Mic'o at 2005年08月01日 17:11
Mic'oさん、お久しぶりです。  実は先日、アレックのおばあちゃん(LiLichkaのひぃおばあちゃん)が亡くなりました。 91歳(ウクライナ人)と大往生だったんですが、死ぬ前に「LiLichkaに会いたい」と言っていたので、スペインから帰ってきたら訪ねよう(モスクワから車で5時間の田舎に住んでいた)と言っていた矢先、骨折し寝たきりになった2週間後に眠りながら亡くなったそうです。 

ロシアでは「9日」「40日」とみんなが集まって供養するそうで、40日目前後にお墓参りに行く予定です。 

最近は子供が気軽に「死んじゃった」などと口にするのでコワイですが、LiLichkaにはきちんと理解してほしいなぁ、と思います。

叔母様のご冥福、心よりお祈りいたします。。
Posted by miochka at 2005年08月03日 19:54
お久しぶりです☆先程スペイン報告拝見させて頂きました。私もスペイン行ってみたいんですけど、イタリアもいいな〜(近いし)と思ったり・・

旅願望はさておき、アレックさんのおばあさんも御亡くなりになられてたのですね。まずは彼女のご冥福を深くお祈りしたいと思います。
私が大好きだった祖父も同じ位の年で寝たきり生活の内に亡くなったのですが、大往生であっても幼くても愛する人を亡くすというのは大きな痛みを伴うものですね・・

40日供養はセルビア正教にもありますよ〜。でも7日法要と9日法要が違うのが面白い☆
うちの息子もだけど、3歳の理解力だと「人が亡くなる」という事をどういう風に捉えているのでしょうね??息子は一応「ずーーっとネンネして起きてこない」位に理解しているようです。成長するにつれ「人(生き物)が亡くなる」事が何を意味するのか、彼にも十分理解してもらいたいなーと思います。
Posted by Mic'o at 2005年08月03日 20:12
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