2005年07月20日

感染病イロイロ

16日付の「EURO BLIC」RS版によると、ボスニア北部・ビエリナ近郊の村で
女性に噛み付いた猫猫
狂犬病(Bjesnilo)に感染している事が発覚しました。
噛み付かれた女性は即病院に収容されて処置をうけ
狂犬病感染が認められた猫は処分されました。

この女性は以前からこの猫に時折エサを与えていたそうですが
猫を捕まえようとしたところ、爪で引っ掛かれた上に
噛み付かれたとの事。
しかし、外見からは狂犬病に感染している様子は全く
伺えなかった為、今回の事体に困惑を隠せないようです。
この猫が狂犬病に感染したルートは、既に感染していたキツネ
である可能性が高そうですが、この地域において
動物が狂犬病に感染するケースはこれまでなかったそうで
ボスニアで野良犬、猫を見かけたら即座に狂犬病を疑う必要は
なさそうです。ただ、狂犬病対策としてここデルベンタでも
定期的に野良犬の捕獲をしているようなので
なるべくなら触れるのは避けた方がよいと思いますが。

日本でも犬を飼っている家庭には春になると狂犬病予防接種の
お知らせが来ますが、ボスニアでも飼い犬には動物病院病院で年一回
狂犬病の予防接種を受けさせる必要があります。
我が家のリキも知人である獣医さんに毎年ブスッと針を刺されて
帰ってきますふらふらその際に証明書を貰ってくるので
万が一誰かを噛んだ時の為等に大切に保管しておきます。
でも、猫は多分予防接種の対象外なんだろうな〜。
国外から持ち込む際には必要だって聞いた事がありますが
どうなんでしょう?(>日本から海外へ猫を連れて来られた方)
日本でも接種義務があるのは犬だけでしたよね?

さて、動物から人に感染する病気といえば、昨年春にバニャ・ルーカ市で
Kju groznica(Q熱=Query Fever=謎の熱)が発生したのも記憶に
新しいところです。
福島県食肉衛生研究所のサイトによると、地元報道の話として「5月7日以降
75人が発症、8名がBanja Luka医療センターの感染症科に入院」という
報告があったとの事。この報告では感染源は不明とされていますが
どうやら現地では市内を通過していった羊の群れから感染したようです。
(追記:現地のボスニア公共放送(PBS)サイト内では5月12日付の
ニュースとして同日までに75人が発症、38人が病院で治療を受けた、との報道)
これに関連してかどうかは不明ですが、現在「原則」として
羊の群れを連れて別の地域に移動する事は禁止になっています。
(実際のところこの国で法律は余り効力ありませんから・・・--;)
また、バニャ・ルーカだけでなく、2000年にはカカニィで
動物との接触と農法の変更が原因と見られるQ熱に177名が
発症するという事例も報告されています。
ちなみにこのQ熱、1930年代に初めて発生が報告された
オーストラリアでは1991年から2000年まで年平均で
582.4件発生したそうですし
フランスを始め欧州諸国での発症例も報告されています。
(参考:人獣共通感染予防医学研究所ウェブサイト) 

ちなみに現在のバニャ・ルーカ市ではQ熱に感染する恐れはありませんので・・

感染病の話ばかりで気分が暗くなりそうですが、ここで1つ明るい話題を☆
といっても、やっぱり感染病絡みなんですが
以前Yブログの方で報告したSerozni meningitis
流行が収束に向かっているようで、
現地紙「Glas Srpske」によると
バニャルーカ市内17箇所の保育所でも感染を恐れる両親の意思により
在宅待機していた子供達が再び登園を始めているそうです。
ここ数日に掛けて保育園に来る子供の数は合わせて100名近く
増加したとの事ですが、「Nase Djece」保育園によると、
この感染病の流行中は一時20人近くまで出席する園児の数が
落ち込んだそうです(昨日の出席数は85名)。
今後も衛生面には細心の注意を払う必要がありますが、
静まり返っていた園庭も子ども達のはしゃぎ声で
いつもの賑やかを取り戻した事でしょうわーい(嬉しい顔)
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