2006年05月29日

Dogodilo se u Atini/レイラの行方

気になる事×2」等で取り上げたEUROVISON Song Contest(以下EUROSONG)。既に本戦が終了してから1週間程経ってしまった為ネタの鮮度はかなり落ちてしまったと思われますが、先週末に関連番組の再放送があったので、当日と本選翌日の流れを追いながら結果報告をさせて頂きます。
こんなタイミングを外した話題で申し訳ないのですが、余りにも長文になる予定なのでPart1とPart2に分けて掲載したいと思います。

ちなみにタイトルの「Dogodilo se u Atini」とは「アテネで(それは)起こった」という意味です。何が起こったのかは読んでからのお楽しみ(という程の事かは分りませんけど>汗)
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当日は残念ながら8:00PMから仕事関連のディナーが入ってしまった為、本選の生放送を視聴する事はできなかったのですが、ディナーの為に入ったレストランの下から随時歓声が沸いていたので、皆時間をちらちらみながら「きっと今ボスニアの出番が終ったんだろう」とか「きっとテレビ投票に参加しているどこかの国から最高得点をもらったんだろう」などと大会の結果が気になる様子。(内心、だったらディナーの時間を繰り上げればよかったのにと思ったり・・)
結局ディナーを終えてレストランを出た時には11:30PMを廻っていて、ホテルに戻る道すがらタクシーの中に流れるラジオで各国の投票の流れを追っていたのですが、ボスニア代表は上位3国に食い込み優勝も狙えそうな勢い!

タクシードライバーのお兄さんと「ボスニアが優勝するのはいいけどさー、来年の大会を開くだけの金がないよなー」「いやいや、いざとなったら支援を求めればいいんじゃない?」などと談笑を交えながら優勝の行方に耳を傾けていたのですが、終盤周辺国からの友情票を集めたものの優勝はハードロックで観客+視聴者に衝撃を与えたフィンランドで、ボスニアは結局3位に留まりました。ちなみに2位はロシアでしたが、白いグランドピアノから白塗りのバレリーナがむくむくっと登場したり、と観る者の意表をついた演出がよかったと思います。

hardrock.jpg
優勝したフィンランド代表のハードロックグループ「Lordi」(BHT1より)

フィンランドの、というよりハードロックの勝利は様々な波紋を呼びましたが、パフォーマンスの1つとして見る分には異論はないけど、ヨーロッパを代表する歌謡祭の覇者としてはロシアに軍配を上げたい、というのが私の見解です。でも、ボスニア代表のハリ・マタ・ハリのパフォーマンスは決して贔屓目ではなく優勝しても納得がいくパフォーマンスだと思いましたし、何よりこの大会の場合友好国が多い程高得点獲得が期待できるというのが慣習なので、高得点だからといって必ずしもパフォーマンスの質と比例しているとは限らないのですよね。参考までにフィンランド、ロシア、ボスニアの上位3カ国が獲得した得点の流れを少し追ってみました。

1位 フィンランド
・視聴者電話投票でフィンランドに最高得点(12点)を与えた国

デンマーク、エストニア、ギリシャ、アイスランド、ノルウェイ、ポーランド、スウェーデン、イギリス

・視聴者電話投票でフィンランドに全く点数が入らなかった国

アルバニア、アルメニア、モナコ


2位 ロシア
・視聴者電話投票でロシアに最高得点(12点)を与えた国

アルメニア、ベラルーシ、フィンランド、リトアニア、ウクライナ

・視聴者電話投票でロシアに全く点数が入らなかった国

スイス

3位 ボスニア・ヘルツェゴビナ(以下ボスニア)
・視聴者電話投票でボスニアに最高得点を与えた国

アルバニア、クロアチア、マケドニア、モナコ、スロベニア、セルビア・モンテネグロ(当時)、トルコ、スイス

・視聴者電話投票でボスニアに全く点数が入らなかった国

アンドラ、ラトビア、イギリス

お約束通り、フィンランドは主に北欧諸国、ロシアは旧ソ連、そしてボスニアは旧ユーゴ諸国から票を集めているのが分ると思います。
ただ、友好国同士の票の送り合いを擁護するわけではないのですが、友好国が多いほど、どの国に最高得点を送るべきか悩みもあるような気がするのですけどね。

また得票の流れに1つの相対関係を見出しました。
ボスニアに最高得点が送られている国からフィンランドには全く点が入らなかった(もしくはその逆)だったという事です。これは音楽の好みによるものなのか、フィンランドと良好な関係を保っている国とボスニアの関係が宜しくないのか(もしくはその逆)、それとも単なる偶然なのか。ちょっと興味を惹かれました。

モナコ(ボスニア12 フィンランド0)
イギリス(フィンランド12 ボスニア0)
アルバニア(ボスニア12 フィンランド0)

Part2に続く・・
posted by Mic'o at 18:22| Comment(3) | TrackBack(0) | BiHココロのメモ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
でも、この点の送りあいも見所のひとつですよね。応援している国に高得点をくれた国に大してはかなり暖かい気持ちになるのに、逆に高得点を出してほしくない国に点を送った国に対しては不愉快になったりと勝手なものですが、テレビの前でわいわい言いながら見るのはやっぱり楽しいですよね。リアルタイムで見れなかったなんて残念でしたね。
Posted by デベラ at 2006年05月30日 00:30
私はイギリスのことしか分かりませんが、イギリスはボスニアを最も嫌う国として有名だと聞いたことがあります。なのでビザを取るのも大変だそうです。もともと現・旧共産主義または社会主義の国があまり好きではないらしく、ビザ申請時に「私たちはあなたの国を信じてないから」といってビザを取れなかったロシア人、中国人、ボスニア人をよく聞きます。にしても、その断り方ってひどすぎますが。

そしてイギリスは第二次世界大戦中にドイツからやられそうになったときに、北欧国々からの応援で何とか生き延びたそうで。仲がよろしいそうです。

私も携帯から投票しましたが、イギリスからの一点にもなりませんでしたね・・。いい曲だったのに。

あと、こちらの友人から聞いたのですが。今回フィンランドのモンスターたちが勝ったのは、ヨーロッパ人のユーロソング離れが生じて面白半分でフィンランドに投票した人たちが多かったとか。ほんとかどうかわかりませんが、なにもフィンランドでなくてもね〜。
Posted by サトコ at 2006年05月30日 00:52
>デベラさん

そっか〜、デベラさんも前はライブで観てたんですものね。マさんからは今大会についてのコメントきてますか?

友好国同士の点の送り合いはまあ大目にみるとしても、高得点を得る程のクオリティーがない楽曲に点数が行くのはやっぱり不快感がありますね。数年前にある国がお友達の国に12点を送ったら凄いブーイングが起きたことがあって、点を送った方の国にお住まいの方が憤慨してた記憶がありましたが、でも点を貰った方の国の楽曲が余りにもお粗末だったのでブーイングもいたしかたないかな、という気がしました。今年もその2国間で点のやり取り(片方の国は出場してないから一方的にですが)がありましたが、楽曲自体評価が高いものだった為か、ブーイングもでませんでした。

でも、私が一番嫌だな〜と思うのは、外国出身の歌手を連れてきてなりふり構わず勝ちに行こうとする国かな。外国在住でもその国の生まれとかそういった縁があれば別ですけどね(--;)

各国からの投票発表の時、発表担当者の1人か2人は旧ユーゴ出身者を見かけるのですが、今年はスウェーデンの発表担当者がそうでした。そういえばあの彼毎年出てたかもしれません。

>サトコさま

私の周囲でイギリスを訪れた人はビザについて何も不満を述べていなかったけど、皆年配の人達だったから就労する心配がないということでそれ程問題なくビザを発行してもらえたのでしょうか。
イギリスと北欧が仲いい理由、そういう事だったんですね〜。逆にナチスの攻撃にあったセルビアやボスニアのセルビア人はドイツにそれ程悪い持っていない方が不思議に感じたり。(まあ、沢山の労働者を受け入れてもらっているというのもあるのかもしれませんが)

モンスター勝利の理由、ボスニアでも色々な見解がでていますが、それはPart2の方で紹介しますね。確かに何でフィンランドなんだ〜??でも、単純にパフォーマンスとして見た時にレベルが低いというわけではなかったから、余り非難されてしまうのも気の毒かなーという気がします。あくまで彼らを代表に選んだのはフィンランド国民だしね。


Posted by Mic'o at 2006年05月30日 02:48
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