2006年04月14日

祝日ラッシュ in BiH

今週から来週にかけてのボスニア・ヘルツェゴビナ(以下BiH)は宗教上の祝日ラッシュです。欧州諸国ではイースター前後が休みになるためか、国外在住でボスニアに帰省される方も大勢いますが、夫の友人からも次々と帰省の連絡が入っています。我が家にもダンナの幼馴染が数日泊まる予定です。(多分ダンナと外で飲み歩く事が予想されるので、我が家で過ごす時間は殆どないでしょうけど)


ここ2週間の祝日リストは以下の通り

・4月11日     イスラム教 預言者生誕祭
           (DAN RODJENJA MUHAMMEDA A.S.)

・4月13日〜20日 ユダヤ教 過越祭

・4月16日     カトリック イースター

・4月23日     セルビア正教 イースター

これらの日付は宗教上で用いる暦のずれや、満月の出る日により毎年変動します。
不定期でカトリック(+キリスト教でも西方教会派)とセルビア正教(+キリスト教でも東方教会派)のイースターが同日に祝われる年があるのですが、来年は丁度その年にあたるそうで4月8日がイースターになります。(ちょっと気が早いですが・・)

これまでイースターの日が何故毎年ずれるのか謎を抱きつつも毎年の話し合いで決定されるのだろう、位に考えていたのですが、キリスト教においては325年に行われた第1回ニケア公会議(もしくは全地公会議)で「春分(3月21日)の次の満月後の最初の日曜日」をイースターとする、という決議に基づいているそうです。ユダヤ教のイースターにあたる過越祭も満月が基準になっているし、こちらはイスラム教ですが確かラマザン・バイラム(断食明けのお祭り)も月と関係がありましたよね。まだまだ勉強する事山積みですが、こうして日々の謎を解いていくのは楽しい事でもあります。

<本日のオススメ>


バルカンを知るための65章

バルカンを知るための65章 柴宜弘 著 明石書店

posted by Mic'o at 17:14| Comment(4) | TrackBack(0) | BiHココロのメモ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
全然知らなかったです。1600年以上前に話し合いで決めたとおり、毎年祝い続けてるんですね。あれ、ということはセルビア正教のカレンダーでは春分の日も一週間遅いんですね?一日24時間、というのと同じく世界共通の基準だと思ってました。
ところでの本、私も読みました。ちょうどMic'oさんが帰国されてた頃かな。私達もクムとよんでいる人がいて、でもそれがどういう存在なのか実はよく判っていなかったというのがこれを読んでやっとわかりました。そういうものなんだ、って受け入れてるけど知らないことって多いもんですね。
Posted by デベラ at 2006年04月14日 23:05
確か、この本の事を知ったのはデベラさんがどなたかのブログに残されていたコメントがきっかけなのですよ。漠然とは分っている事でも本を読むとストンと心に落ちてくる、という事はよくありますね。ここ数年机上の知識より現場!主義の傾向にあったのですが、最近語学もボスニア関連の情報も本を読み直してみたら目から鱗が落ちてきたという事が多々ありました。多分、これが「分っている」と「知っている」の違いって事なんでしょうね。

今はベルギーの方もイースター休暇中でしょうか?今回紹介したボスニアの4つの祝日、祝日とはいえ、日曜日にあたるイースターを除いては休日ではないのです。宗教が混在しているボスニアでは全ての宗教上の祝日を休日にしたら1年の3分の1位はカレンダーが赤字で埋まりそうです。実際、スルプスカ共和国の1月は約半月が休日です。(ただ最近祝日法が改正されたのでその数もかなり減ったと思いますが)
Posted by Mic'o at 2006年04月15日 17:21
An-chanさんのブログに書いたコメントですね。
ところで、An-chanさんは今どうされているのでしょう?
ベルギーも、正式に祝日とされているのはイースター前日からの2日間くらいだけだったように記憶しているのですが、慣例として一週間くらい休みにしてしまうところが多いようです。今年は日曜と重なったようなので、運の良い人たちは金曜の午後くらいから来週末までの長い休暇をもらってるんじゃないでしょうか。
おかしいのは、イースターを過ぎても一週間くらいはお店のウィンドーにウサギや卵の飾りが飾りっぱなしなんですよね。卵形のチョコが普通に定価で売られていたり。だらだらとお休み気分が続いて、今度は夏の休暇の行き先を考え始めて・・・、と休暇をとるために休暇の合間に仕事しているという感じでしょうか。日本でも日曜の午後くらいから月曜の朝にかけてブルーな気分になる人は多いでしょうが、ヨーロッパ(確かイタリアかスペインの記事だったと思うのですが)では長期休暇明けに精神状態が鬱になって仕事に行けなくなったり効率が上がらないことが経済のレベルを落としているとして、休暇を少なくしようという動きがあったらしいですが多分実現しないでしょうね。
Posted by デベラ at 2006年04月15日 23:43
イースター後にも関連グッズが定価で売られているのはその後に東方教会のイースターが控えているからなのでしょうか?(それは関係ない??)
休みが長いと効率があがらないのと同時に、経済自体の動きも停滞してよくないのでは?という意見もありますが、かといって日本のように長期休暇が1週間前後というのもね・・。
日本もそろそろGWですが、デベラさんは何か予定考えてらっしゃいますか?

An-chanさんについては私信を送りますね☆
Posted by Mic'o at 2006年04月16日 02:56
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