2006年02月23日

17%の痛み

今年初めからボスニアでは17%の付加価値税(porez na dodatnu vrijednost、以下PDV)が導入されています。
日本のように3%→5%と段階的に引き上げられているのではなく、一部を除き無課税だったのが一気に17%ですから、家計への打撃は軽くないことは一目瞭然ですよね。
1月2日付の日刊紙Nezavisne Novine(オンライン版)によると、PDV導入により物価も7%から30%上昇。首都・サラエボでは12月の物価と比較して食用油が1リットル1.55KM(約109円)から1.74KM(約125円)、マヨネーズ(265g)が2.29KM(約160円)から3.37KM(約236円)に値上げしたのをはじめ、バニャ・ルーカでもパンの値段が0.80KMから1KMもしくは昨年末の値段から25%上昇しています。物価全体が上昇傾向にある中、バニャルーカの食品会社「Mljekara」のようにPDVの影響で原材料や公共料金が引き上げられる中製品の価格を据え置いている企業があったり(但し一月末にもう一度価格の見直しを検討するとコメントあり→その後どうなったのか未確認)食用油、小麦粉、パン、牛乳の基本4品目に関しては昨年11月30日時点の価格に据え置く動くもあるようです。
公共料金に関してはサラエボでバス料金が1.5KMから1.6KMに、バニャ・ルーカでは水道料金が利用者のカテゴリーに合わせて12%から17%値上げしたとの事です。
 

これも日本で言うところの「痛みを伴う構造改革」なんでしょうけど、痛みの先に何が待っているのでしょうか?税導入の行く末を一市民として見守りたいと思いますが、その前にかなり懐が痛むのは確かです(汗)

posted by Mic'o at 02:25| Comment(2) | TrackBack(0) | BiHココロのメモ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お待ちしておりました。お帰りなさいませ。
北欧は税金の高い国でここスウェーデンにおける付加価値税率は25%ですが、無課税から一気に17%というのはかなり思い切りましたよね。勉強不足でスウェーデンの課税導入過程についての歴史を知らないので比較もなにもできないのが残念ですがとても興味深いトピックですね。
Posted by finsfins at 2006年02月23日 07:00
>Finsfinsさん

レスが遅くなってしまい大変失礼しましたm(__)m
スウェーデンは「高税率=豊かな福祉制度」というイメージがありますが、税負担している国民が皆満足が行くよう福祉サービスが提供されているのか、その辺りに興味があります。大学で福祉を専攻していた時代には余りスウェーデンの方には目を向けなかったのですが、finsfinsさんをはじめスウェーデン在住の方のブログを拝見したり、旧ユーゴからの移民が多い事から北欧事情も色々知りたいと思っているので、これからも楽しみにブログの方読ませて頂きますね☆語学もポーランド語をはじめられているようで、私も半端になっている言語がんばらなくちゃ!
Posted by Mic'o at 2006年02月27日 16:12
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